読みかけの本、さっきまで使っていたペン、届いたばかりの郵便物。 机の上やカウンターには、いつの間にか「とりあえず置いたもの」が少しずつ増えていくのではないでしょうか。
ひとつひとつは小さなものです。 けれど、しまう場所が決まっていないものほど、出しっぱなしになりがちです。
TENTの「TOOLBOOK(ツールブック)」を見たとき、その小さな散らかりへの答えがここにあると感じました。 これは単なるブックエンドではありません。 小物の「居場所」をつくる、小さな本なのです。
| 文庫本サイズの「小さな本」

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TOOLBOOKは、読みかけの本やよく使う文房具など、つい出しっぱなしになってしまう小物をまとめて収納できる、本のような形のブックエンドです。
本体の大きさは文庫本とほぼ同じ(W25×D105×H148mm)。 本棚に並べると、まるで一冊の本が紛れ込んでいるように見えます。
素材にはスチールと無垢の木材が使われています。 中にペンや定規を差し込み、横に本を立てかける。 たったそれだけで、散らばっていたものがひとまとまりの「小さな棚」になります。
| なぜ、この形なのか

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あえて「本」の形にしたのには、置く場所を選ばないための合理的な理由があるように思います。
- すき間に収まるサイズ: 文庫本サイズなので、窓際や本棚、カウンターなど、限られたスペースにも自然に置けます。
- 向きを選べる分解構造: 本体とベースが分かれた状態で届くため、置く場所に合わせて左右の向きを選んで組み立てられます。組み立てはプラスドライバー1本で完了し、使わないときは分解してコンパクトにしまえます。
- マグネットが付くスチール製: 本体がスチールなので、置き場所に困りがちなメモやレシートをマグネットで留めておけます。
暮らしの中に自然に溶け込む「本」という形を借りることで、収納用品らしさを消している。 そこに、TENTらしい工夫を感じます。
| 使っている時間|出しっぱなしの小物に「帰る場所」ができる

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TOOLBOOKを置いてみると、小物の扱い方が少しずつ変わっていきます。
使ったペンは、TOOLBOOKに戻す。 読みかけの本は、TOOLBOOKの横に立てておく。 ケーブルやしおりのような細々したものも、ここにまとめておけば探し回る必要はありません。
「どこに置こう」と迷う時間がなくなると、机の上は自然と片付いていきます。 長く愛用される道具というものは、往々にしてこうした「戻しやすさ」を備えているものです。
| どんな人に向いているか

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このプロダクトは、たくさんの物をまとめてしまい込みたい人には向かないかもしれません。 ですが、以下のような方には心地よい相棒になるはずです。
- 読書好きの方: 読みかけの本と、しおりやペンを一か所にまとめておきたい方。
- デスクまわりを整えたい方: よく使う文房具だけを、手の届く場所にすっきり置いておきたい方。
- 小さなスペースを活かしたい方: 窓際やカウンターのちょっとしたすき間を、収納として使いたい方。
| まとめ|出しっぱなしの小物に、居場所をつくる道具

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TOOLBOOKは、大きな収納家具ではありません。 けれど、つい出しっぱなしになってしまう小物に「ここに戻せばいい」という居場所をつくってくれます。
文庫本ひとつ分のスペースで、暮らしの中の小さな散らかりが整っていく。 それだけで、このプロダクトを手にする理由は十分にあると思います。




