タイでは国民的人気の高い商品であり、ここ日本でもジワジワと愛用者が増えている「ヤードム」をご存知でしょうか?
使うだけで気分のリフレッシュ、眠気覚まし、集中力アップなどに効果があるという、まさに万能商品です。
この記事では、タイで古くから愛されてきたヤードムについてご紹介します。一度使ったら、きっと気に入りますよ!
ヤードムとは「嗅ぎ薬」のこと
ヤードムはタイ語の「ヤー(薬)+ドム(嗅ぐ)」から生まれた言葉で、2000年以上の歴史を持つ伝統的な民間療法。鼻から吸い込むリップスティック型の嗅ぎ薬です。
ヤードムは、タイ語の「ヤー(薬)」と「ドム(嗅ぐ)」を合わせた言葉であり、いわゆる「嗅ぎ薬」のことです。
嗅ぎ薬と聞いても日本では馴染みのない商品なのでピンときませんし、一体どうやって使うのか謎が多いですよね。百聞は一見にしかずということで見ていただきましょう。ヤードムはこうやって使います。

リップスティックのような形をしたヤードムを片方の鼻に入れ(もしくは近づけ)、鼻から息を吸います。そうしてヤードムのアロマ成分を吸い込むことで、さまざまな効果が得られます。
タイへ旅行に行くと、何やらリップスティックのようなものを鼻に入れたまま会話をしている地元民を見かけることがありますが、全てヤードムです。
タイ人なら使わない人はいないというほどの人気商品であり、2000年以上も前から伝わる伝統的な民間療法でもあります。
ヤードムの気になる副作用・中毒性について
ヤードムの成分はほとんど天然由来。メントール・ペパーミント・ユーカリなど馴染みのある植物成分がメインで、副作用や中毒性の心配はありません。
「鼻から吸い込む」ということで、健康への影響を心配される方も多いでしょう。しかし安心してください。ヤードムに使われる成分はほとんどが天然由来のものです。
- メントール:和種ハッカの主成分であり、古くから胃腸薬や香料として使われている
- ペパーミント:メントールを主成分とする多年草であり、口臭ケアなどに使われている
- ユーカリ:オーストラリアなどに自生する常緑性高木であり、葉には殺菌作用などがある
- レモングラス:インド原産のイネ科の植物であり、料理やハーブティとしてよく使われている
- カンファー:楠(くすのき)のことであり、古くから消臭やアロマ効果があるとされている
- ボルネオール:漢方では竜脳(りゅうのう)と呼ばれる成分であり、鎮痛作用や心臓強壮作用があるとされている
- オレンジピール:乾燥させたオレンジの果皮のことであり、主に香り付けに使用される
- ベルガモット:柑橘系の果物であり、その香りにはストレスを軽減する作用があるとされている
- アニス:スパイスの一種であり、胃腸の働きを良くし消化促進作用があるとされている
- クローブ:スパイスの一種であり、鎮痛作用と抗菌作用があるとされている
上記のように、ヤードムに使われる成分のほとんどは天然由来のものなのでヤードムの使用により体に不調をきたすような副作用や中毒性はありません。
タイの国民的商品であることが示すように、ヤードムは子供から大人まで安心・安全にご利用いただける商品となっています。
ヤードムの使用シーンとその効果
本場タイでは職場・電車・屋外と場所を選ばず活用されるヤードム。リフレッシュ・花粉症・虫刺され・眠気・乗り物酔いなど多彩なシーンで力を発揮します。
本場タイでは、どのようなシーンでヤードムを使っているのでしょうか?そのメリットと併せてご紹介します。
気分をリフレッシュさせたいときに
仕事で行き詰まったとき、長時間の勉強で疲れたとき、ヤードムを使用すると気分をリフレッシュしてくれる効果があります。
タイではオフィスでも電車の中でも、どこにいても気分をリフレッシュしたいときはヤードムの香りを嗅ぎます。
日本の皆さんはまだ「恥ずかしい」という気持ちがあると思いますが、いずれは多くの日本人がヤードムを鼻に入れたまま仕事や勉強をしているかもしれません。
花粉症による鼻づまりに
タイに杉やヒノキはありませんが、マンゴーの花粉は年中飛散しているので、実はタイでも花粉症になる人がいます。
花粉症に悩まされるタイ人も、もちろんヤードムを使います。根本的な治癒にはなりませんが、一時的でも鼻づまりの不快感を軽減できるので、花粉症のタイ人にとっては欠かせません。
4人に1人が花粉症と言われている日本において、ヤードムが花粉症患者の救世主になることを祈っています。
虫に刺されてかゆいときに
夏から秋にかけて蚊が大量発生する時期、虫刺されに悩まされる方も多いでしょう。そんなときもヤードムが役立ちます。
虫刺されの部分にヤードムを塗ることで、メントールの清涼感やユーカリのかゆみ止め成分により、辛いかゆみを和らげることができます。
「鼻に入れたヤードムを肌に塗るのはちょっと…」という方は、虫刺され用にもう1本ヤードムを用意しておきましょう。
眠気を飛ばしたいときに
徹夜で仕事や勉強を頑張っているとき、どうしても眠くなる瞬間があります。その瞬間を乗り越えるためにヤードムを使いましょう。
ヤードムの香りを吸ったり、目元に少量塗ることでメントールやペパーミントの清涼感が眠気を飛ばしてくれます。
目元に使用する際は刺激を抑えるために、直接塗るのではなく指に少量取ってから塗るようにしましょう。
乗り物酔いで気分が悪いときに
バスや飛行機、船などでどうしても乗り物酔いになってしまう方も多いでしょう。気分を少しでも良くするために、ここでもヤードムを使ってみてください。
ヤードムの香りを吸い込むと、メントールの清涼感と共にアロマ効果の高い成分が体内に吸収されます。それにより、乗り物酔いの気持ち悪さを軽減できるでしょう。
鎮痛作用のあるボルネオールやクローブを成分として含んだヤードムがおすすめです。
以上のように、ヤードムはあらゆるシーンであなたの気分をリフレッシュさせてくれたり、ストレスや体調不良を軽減してくれます。
ヤードムの正しい選び方
ヤードム選びの3つのポイントは主成分・香り・パッケージ。「どんな効果が欲しいか」から逆算すると、自分に合った一本が見つかります。
最後に、「これからヤードムを使ってみたい!」という方のために、ヤードム選びのポイントをご紹介します。これを参考に、自分に合ったヤードムを探してみてください。
ポイント1. 主成分を確認する
ヤードムではメントールをはじめとして、さまざまな成分が配合されています。
その中でも上位3つほどの主成分に着目して、自分に合ったものかどうかを確かめましょう。
配合されている成分によってヤードムの効果が若干異なるため、まずは「ヤードムでどんな効果を得たいか?」を決めておくとスムーズです。
成分の効果については、本記事で紹介した情報や、実際に調べてみて自分が求める成分が配合されたヤードムを選びましょう。
ポイント2. 香りを嗅いでみる
ヤードムは、主成分は同じでも香りが全く違うということが多々あります。
香りは主成分以上に個人の好き嫌いが分かれるため、ヤードム選びではとても大切なポイントです。
もし香りを試せるようなら実際に嗅いでみたり、いくつか気になるヤードムを購入して好きな香りを探してみましょう。
柑橘系の爽やかなものからスパイスの効いたものまで、ヤードムの香りは本当にさまざまなので、宝探し感覚で見つけてみると楽しいかもしれません。
ポイント3. パッケージを選ぶ
日常的に携帯するものだからこそ、ヤードムのパッケージにもこだわりたいものです。
可愛らしいものやスタイリッシュなもの、ヤードムはパッケージも多種多様なので、お気に入りのデザインを見つけてみましょう。
以上3つのポイントを押さえれば、あなたに合ったヤードムがきっと見つかります。
さぁ、ヤードムライフを始めてみよう
これからの毎日にヤードムがあれば、辛いときに少しでも前向きになれたり、不快感があるときにそれを軽減できたりするかもしれません。
騙されたと思ってぜひ一度ヤードムを使ってみてください。もちろん騙すつもりはありませんし、きっと気に入っていただけるはずです。
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