
朝起きると、枕との摩擦で髪が鳥の巣のように絡まっている。無理やりクシを通そうとして「ブチッ」と切れる音。そして頭皮への痛み。お風呂上がりの濡れた髪はさらに絡まりやすく、ドライヤー前のブラッシングが憂鬱。

毎日のお風呂上がり。体を拭くために大きなバスタオルを使い、それが洗濯カゴを占領し、干す場所を圧迫する。梅雨時や冬場にはなかなか乾かず、生乾きの嫌なニオイが漂う。

人参、大根、じゃがいも。料理を作る上で避けては通れない「皮むき」という作業。もしあなたが、グッと力を込めてピーラーを引いていたり、皮が途中で引っかかってイライラしているなら、それはあなたの腕が悪いのではありません。

朝、クローゼットを開けると、お気に入りのカーディガンやツルツルしたブラウスが床に落ちている。急いでいる時に限って、ハンガーから服が滑り落ちてイライラする。

「ピンポーン」とチャイムが鳴り、楽しみにしていた荷物が届く。しかし、その箱を開けるために、リビングの引き出しまでハサミを取りに行ったり、カバンの中のカッターを探したりしていませんか?

鶏もも肉の脂身を取り除く、鍋用に豚肉を一口大に切る。この作業のためだけに、重たいまな板と包丁を出し、使い終わったら生肉の菌が残らないように熱湯消毒して漂白する。

夏場の生ゴミ、使用済みのオムツ、ペットのトイレシート。これらを捨てたゴミ箱の蓋を開けた瞬間、モワッと立ち上る強烈な悪臭。息を止めながらゴミ出しをする作業は、生活における「小さな地獄」です。

肩が凝った、腰が痛い。そう思って買ったはずの高機能なマッサージガンが、いつの間にか部屋の隅でホコリを被っている。その最大の理由は「重さ」と「大きさ」です。

冬のお洒落の主役、ニットやセーター。買ったばかりの頃はあんなに素敵だったのに、数回着て洗濯しただけで、脇の下や袖口に無数の毛玉が…。一度毛玉ができると、途端に生活感が出てしまい、「もう外には着ていけないな」と部屋着にするか…

夏場、グラスに入れたアイスコーヒーやコーラ。数分もすれば氷が溶けて味が薄まり、グラスの表面にはびっしりと水滴(結露)がつく。デスクには水たまりができ、コースターはびしょ濡れ、大事な書類が濡れないかヒヤヒヤする。

私たちは普段、硬いコンクリートやアスファルト、フローリングの上で生活しています。歩くたびに、体重の何倍もの衝撃が足裏、膝、腰へと突き抜けていく。

「日傘は女性が差すもの」「男が日傘なんて恥ずかしい」。そんな価値観を持ったまま日本の夏を迎えるのは、丸腰で戦場に行くようなものです。近年の猛暑は、もはや災害レベル。