執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-19
8849の「Tank」シリーズといえば、常軌を逸したバッテリー容量で有名ですが、2026年モデルの「Tank 4 Pro」はついに26000mAhという未知の領域に突入しました。 一般的なiPhoneやAndroidスマホが4000〜5000mAhであることを考えると、なんと約5〜6台分。 普通にLINEやブラウジングをするだけなら、冗談抜きで「1週間から10日」は充電器に繋ぐ必要がありません。
さらに、この膨大な電力を他人のスマホやガジェットに分け与える「リバースチャージ(逆充電)」機能も搭載。 キャンプ場で友人のスマホが息絶えそうな時、このTank 4 Proからケーブルを伸ばせば、モバイルバッテリーとして余裕で救済できます。 もはやこれはスマートフォンではなく、「通信機能が付いたポータブル電源」です。
| テントが映画館に。120Hz対応の「内蔵プロジェクター」

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Tank Proシリーズ最大のアイデンティティである「プロジェクター機能」も、大幅に進化しました。 本体上部に内蔵されたDLPプロジェクターは、ついにフルHDネイティブ解像度と120Hzのリフレッシュレートに対応。 ピント合わせも「オートフォーカス」と「自動台形補正」が搭載され、テントの壁や天井に向けるだけで、即座に100インチの大画面が出現します。
輝度(ルーメン)も前作から向上しており、日が落ちた後のキャンプサイトなら十分に実用的な明るさです。 重たいモバイルプロジェクターや三脚を別途持っていく必要はありません。 焚き火の火が落ち着いた後、寝袋に潜りながらこのスマホ1台でNetflixの映画を投影する。 そんなロマン溢れる夜を、最小限の荷物で実現できます。
| 闇を切り裂く爆光ライトと「衛星通信」の安心感
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背面には、カメラレンズと並んで巨大な「キャンピングライト」が鎮座しています。 最大1200ルーメンという、車のヘッドライト並みの爆光を放ち、広範囲を均一に照らすことができます。 暖色・寒色の切り替えや、SOSの点滅パターンもワンタップで操作可能。 夜釣りの手元灯や、車のエンジンルームの点検など、実用性は抜群です。
さらに、2026年のトレンドである「衛星通信(Satellite SOS)」にも完全対応。 山奥で携帯の電波(4G/5G)が完全に圏外になっても、上空の衛星を介して救助要請やテキストメッセージの送信が可能です。 IP68/IP69Kの完全防水防塵に加え、米軍MIL規格準拠の耐衝撃ボディ。 文字通り「遭難しても生き残れる」ための機能が全部盛りされています。
| 中身はサクサク。Dimensity 8300と200MPカメラ
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これだけイロモノ感の強い外観ですが、中身のスペックは妥協していません。 心臓部にはMediaTek製の「Dimensity 8300(または同等クラス)」を搭載し、メモリは最大24GB(仮想拡張含む)、ストレージは1TB。 原神などの重い3Dゲームも、設定次第でサクサク動くハイエンド一歩手前の処理性能を持っています。
メインカメラには2億画素(200MP)の超高精細センサーを採用し、さらに暗闇でも被写体を白黒でクッキリ映し出す「ナイトビジョン(赤外線暗視)カメラ」も搭載。 草むらに潜む野生動物の観察や、暗所での探し物で圧倒的な威力を発揮します。 「ただ頑丈なだけ」ではなく、普段使いの動作も極めて快適なのが恐ろしいところです。
| まとめ:重さ「約700g」を愛せるか

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価格は約12万円前後(輸入価格)。 これだけロマンの詰まったスマホですが、一つだけ覚悟しなければならない弱点があります。 それは「重さ」です。 本体重量は約700gに達し、一般的なスマホの3倍以上。 寝転がって顔に落とせば、間違いなく鼻の骨が折れる「鈍器」です。
しかし、プロジェクター、モバイルバッテリー、爆光ランタン、サバイバルツールを別々に持ち歩くことを考えれば、これ1台にまとまっていることの合理性は計り知れません。 「8849 Tank 4 Pro」は、万人受けするスマホではありません。 しかし、アウトドアを愛する者や、規格外のガジェットに血が騒ぐオタクにとっては、絶対に手放せなくなる唯一無二の相棒となるでしょう。



