執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-18
「安いイヤホンのノイズキャンセリングなんて、オマケ程度でしょ?」。 そんな偏見は、この「EarFun Air Pro 4+」を耳に入れた瞬間に消え去ります。 EarFun独自のANC技術「QuietMax 3.0」は、ついに-55dBの騒音低減を実現しました。
地下鉄の轟音、カフェの話し声、エアコンのファンノイズ。 それらが「フッ」と消え、音楽だけの空間が広がります。 確かに、4万円以上するソニーのWF-1000XM6(仮)やBoseの最新機と比べれば、高音域のカット率でわずかに劣るかもしれません。 しかし、価格差は4倍です。 「95%の性能が、1/4の価格で手に入る」。 この圧倒的なコストパフォーマンスこそが、EarFunが選ばれる理由です。
| 「ロスレス」が標準装備。CD音質を無線で飛ばす

image Amazon
2026年、ワイヤレスイヤホンは「ハイレゾ」を超え、「ロスレス(CD音質を劣化なしで転送)」の時代に入りました。 このPro 4+は、Qualcommの最新チップ「QCC3091」を搭載し、aptX LosslessおよびLDACコーデックに両対応しています。
スマホでApple MusicやAmazon Musicのロスレス音源を再生すれば、アーティストの息遣いや、楽器の微細なニュアンスまで鮮明に聞こえます。 11mmの大口径ドライバーと、複合振動板が生み出すパワフルな低音。 ドンシャリ傾向ではありますが、アプリのEQ(イコライザー)で調整すれば、どんなジャンルにも対応できる優等生です。
| ついに「ケース」にも機能がついた。LE Audioの恩恵
image PHILE WEB
この「プラス」モデルの最大の進化点は、ケースにあります。 最新規格「LE Audio(Auracast)」に完全対応しており、空港やジムの共有テレビの音声を、自分のイヤホンで直接受信できるようになりました。
さらに、スマートケース機能により、ケースを開けなくてもバッテリー残量や接続状況がLEDインジケーターで詳細にわかります。 マルチポイント接続も爆速になり、PCとスマホをシームレスに行き来する。 「つながりにくい」「切り替わらない」というストレスは、過去の遺物となりました。
| 脅威の「55時間再生」。充電器を忘れても旅に出られる
image じゃが畑
EarFunの代名詞とも言えるスタミナ性能も健在です。 イヤホン単体で11時間、ケース込みで最大55時間(ANCオフ時)。 これは、他社のハイエンド機を遥かに凌駕する数字です。
1日2時間の通勤通学なら、充電は月に1〜2回で十分。 もしバッテリーが切れても、ワイヤレス充電(Qi)に対応しており、置くだけで復活します。 「毎日充電しなきゃいけない」という強迫観念から開放される。 これ地味ですが、日常生活において最強の機能です。
| まとめ:迷ったらこれを買え。後悔する要素がない
image ガジェチェスNEO
実売価格は9,000円〜10,000円前後。 セール時には8,000円台になることもあります。 この価格で、トップクラスのANC、ロスレス音質、55時間バッテリー、そしてIPX5の防水性能まで全部入っているのです。
「初めてのワイヤレスイヤホン何がいい?」と聞かれたら、私は迷わずこれを勧めます。 安物買いの銭失いにはなりません。 むしろ、これを買った後に高級機を買おうとすると、「あれ? 差額の3万円分って何だっけ?」と悩むことになるでしょう。 EarFun Air Pro 4+は、オーディオ業界の価格基準を破壊する、美しきモンスターです。



