執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-10
「部屋の空気を変えたい」「リラックスしたい」。 そう思ってアロマやお香を買ってみたものの、ライターが見つからなくて諦めたり、専用の香炉を出すのが面倒で棚の奥にしまったりしていませんか?
兵庫県の二つの伝統産業、「淡路島のお香」と「播磨のマッチ」。 これらが出会って生まれた「hibi(ヒビ)」は、そんな“着火のストレス”を物理的に消し去った、世界で唯一のアロマスティックです。 必要なのは、この小さな箱だけ。 箱の側面でシュッと擦れば、そこにはもう、あなただけの静寂な時間が始まります。
| マッチのように擦る。それだけでいい

image マッチ棒
使い方は、子供の頃に理科の実験でやった「マッチ」と全く同じです。 箱からスティックを取り出し、側面の茶色い帯(ストライカー)に擦り付ける。 「シュッ」という音と共に火が灯ります。
ライターもチャッカマンも、キャンドルもいりません。 火が着いたら、炎が自然に消えるのを待ってから、付属の専用マットの上に置くだけ。 この「擦る」というアナログな感触と、火薬の匂いが一瞬した後に広がるハーブの香り。 この一連の動作そのものが、デジタル漬けの脳をリセットする儀式になります。
| 「10分間」という絶妙な区切り
image hibi
商品名にある「10MINUTES」は、お香が燃え尽きるまでの時間を指します。 長すぎず、短すぎない、この「10分」という時間が絶妙です。
映画一本分(2時間)のアロマキャンドルは、消すタイミングを失いがちです。 しかし、hibiは10分で勝手に消えます。 「朝のコーヒーを飲む間」「寝る前のストレッチ」「仕事の合間の休憩」。 タイマーをセットする代わりに、hibiを一本擦る。 香りが消える頃には、気持ちが切り替わっている。これは「心の砂時計」なのです。
| 日本の原風景を感じさせる「和の香り」
image cotogoto
海外の強烈な香水のような匂いではありません。 淡路島のお香職人が調合した香りは、どこか懐かしく、穏やかです。
- レモングラス: 爽やかな柑橘系で、朝の目覚めや仕事中のリフレッシュに。
- ラベンダー: 深いリラックス効果があり、就寝前の読書タイムに。
- 白檀(サンダルウッド): お寺のような静謐な香りで、心を落ち着けたい時に。
- 柚子(ユズ): 冬の柚子湯を思わせる、温かみのある甘酸っぱさ。
人工的なキツさがなく、煙も少ないため、狭い部屋やオフィスのデスクでも周囲を気にせず使えます。
| どこへでも持ち運べる「ポケットの中の聖域」

image PR TIME
パッケージは、手のひらに収まるマッチ箱サイズ。 この中に「お香スティック(8本)」と「専用マット」が全て収まっています。
旅行先のホテルで、慣れない枕で眠れない時。 出張先のビジネスホテルで、タバコの匂いが気になる時。 ポケットからhibiを取り出して擦れば、そこは一瞬で「自分の部屋」になります。 旅のお供にこれほど心強いものはありません。 使い終わった灰は、冷めてからゴミ箱へ捨てるだけです。
| まとめ:700円で買える「整う時間」
image BASE
価格はレギュラーボックス(8本入り)で700円〜800円程度。 カフェのコーヒー1杯分と変わりません。
「忙しくて時間がない」という人ほど、あえて「10分間、何もしない時間」を作ることが重要です。 スマホを置いて、ただ立ち昇る煙を眺める。 hibiは、現代人が忘れかけている「余白」を、最も手軽に作り出してくれる道具です。 まずは一本、シュッと擦ってみてください。 その瞬間、日常のノイズがふっと消えるのを感じるはずです。


