執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-02
会議が終わった後の、あの気重な時間。 ICレコーダーの音声を聞き返し、タイピングし、要点をまとめる。 1時間の会議の議事録を作るのに、平気で2時間かかることもあります。 「この時間は、何かを生産していると言えるのだろうか?」
そんな虚無な作業から、人類を解放するデバイスがついに現れました。
今回ご紹介するのは、AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE(プラウド ノート)」。 見た目は、ただの薄いカードケース。 しかし、iPhoneの背面にピタッと貼り付けるだけで、あなたの電話も、対面の会議も、すべて自動で記録し、AIが勝手に「完璧な議事録」に仕上げてくれるのです。
- | MagSafeで合体する、世界最薄級のレコーダー
- | iPhoneユーザーの悲願。「通話録音」を物理ハックで実現
- | 「GPT」が要約まで完了させる衝撃
- | どんな人におすすめ? すべてのビジネスマンと、忘れっぽい天才たちへ
- | まとめ:記憶はAIに任せて、あなたは「思考」に集中しよう
- | 関連情報
| MagSafeで合体する、世界最薄級のレコーダー

image SaigaNAK
このガジェットの最大の特徴は、その形状にあります。 厚さはわずか2.9mm。クレジットカードとほぼ変わらないサイズ感です。 MagSafeに対応しているため、iPhoneの背面に磁石で吸着させて持ち運べます。
使い方は極限までシンプル。 本体の物理スイッチをカチッとスライドさせるだけ。 アプリを立ち上げる必要すらありません。 「会議モード」と「通話モード」を物理スイッチで切り替えられるため、急な電話でも、咄嗟の打ち合わせでも、指先一つで録音を開始できます。 スマホと一体化しているからこそ、「レコーダーを忘れた!」というミスも防げます。
| iPhoneユーザーの悲願。「通話録音」を物理ハックで実現

image トレテク
iPhoneユーザーならご存知の通り、iOSの仕様上、通話の録音は非常に困難でした。 しかし、PLAUD NOTEはこれをハードウェアの工夫で解決しました。
「骨伝導センサー」を搭載しており、iPhone本体の振動を直接拾って録音するのです。 これにより、LINE電話だろうが、Zoomアプリだろうが、通常の電話回線だろうが、相手の声も自分の声もクリアに記録可能。
「言った言わない」のトラブルになりがちな重要な商談や、カスタマーサポートとのやり取りも、証拠としてバッチリ残せます。 この安心感だけでも、導入する価値はあるでしょう。
| 「GPT」が要約まで完了させる衝撃

image FONRID
しかし、真骨頂は録音した後です。 専用アプリにデータを転送すると、OpenAIの「Whisper」が高い精度で文字起こしを行い、さらに「ChatGPT」が内容を要約してくれます。
ただの文字の羅列ではありません。 「要約形式」「マインドマップ形式」「会議の議事録形式」など、フォーマットを選ぶだけで、AIが文脈を理解して整形してくれます。
「Aさんが予算について懸念を示し、Bさんが来週までに見積もりを出すことで合意した」 といった重要事項が、数秒でリスト化されて表示される。 あなたはそれをコピーして、少し手直ししてチームに共有するだけ。 これまで2時間かかっていた作業が、ものの5分で終わる感覚です。
| どんな人におすすめ? すべてのビジネスマンと、忘れっぽい天才たちへ

image マイベスト
このプロダクトは、現代で働くすべての人にとって強力な武器になります。
- 毎日複数のミーティングをこなし、議事録作成に追われているマネージャー
- クライアントからの電話指示を、メモを取る暇なく聞くことが多い営業職
- 取材音源の文字起こしに絶望しているライターやジャーナリスト
- ふと思いついたアイデアを、歩きながら声でメモしたいクリエイター
本体価格は約2万円台後半。 さらにAI機能を使うためのサブスクリプションが必要になりますが(無料枠もあり)、秘書を一人雇うコストに比べればタダみたいなものです。
| まとめ:記憶はAIに任せて、あなたは「思考」に集中しよう

image AIツールギャラリー
PLAUD NOTEは、単なる録音機ではありません。 「過去の会話を記憶する」という脳のメモリを外付けHDDに移行し、AIに整理させるための拡張デバイスです。
「あれ、なんて言ってたっけ?」と悩む時間はもう終わり。 iPhoneの背中に優秀なAI秘書を貼り付けて、あなたは人間にしかできないクリエイティブな仕事に集中しましょう。



