執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-17
Macユーザーなら誰もが一度は思うはずです。「なぜ、MacBookのキーボードは光るのに、デスクトップ用のMagic Keyboardは光らないのか?」と。 その長年の不満を、Satechiが見事に解消してくれました。 新作「Slim EX1 Wireless Keyboard」は、純正品と瓜二つの美しいアルミニウムボディを持ちながら、10段階の輝度調整が可能なバックライトを搭載しています。
夕暮れのカフェや、照明を落とした深夜の書斎。 キーの隙間から漏れる上品な白い光は、作業への没入感を高めてくれます。 ただ光るだけではありません。 近接センサーが手を検知して自動で点灯し、使わない時は消灯してバッテリーを節約する。 この気の利いた機能こそ、私たちがAppleに求めていたものでした。
| 3台のデバイスを「Fキー」で瞬間移動

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このキーボードのもう一つの強みは、強力なマルチデバイス機能です。 Magic Keyboardは基本的にMac専用(1台接続)ですが、EX1は最大3台までのBluetoothデバイスを登録できます。
「F1」を押せばMacBook Air、「F2」ならiPad Pro、「F3」ならiPhone 16。 キーを押した瞬間に接続が切り替わり、ラグなしで入力が可能になります。 デスクの上にごちゃごちゃとキーボードを並べる必要はありません。 このコンパクトな一台があれば、あなたのデジタルライフ全てをコントロールセンターのように支配できるのです。
| 本家より深い? 絶妙なキーストローク

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肝心の打ち心地ですが、個人的には純正よりも好みです。 Appleと同じシザー(パンタグラフ)構造を採用していますが、ストローク(押し込み)がわずかに深く、反発力が強いチューニングが施されています。
「ペチペチ」というよりは「カタカタ」に近い、しっかりとした打鍵感。 指先に伝わる確かなフィードバックが、長文作成時のミスタイプを減らしてくれます。 キーピッチはフルサイズと同じ。 指の移動距離を最小限に抑えたテンキーレスデザイン(75%レイアウト)は、マウスまでの距離を縮め、肩への負担を軽減するエルゴノミクス的なメリットも生んでいます。
| スペースグレイの復活。デスクに統一感を
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Appleが廃止して久しい「スペースグレイ」の周辺機器ですが、Satechiは裏切りません。 MacBook ProやiPad Proの筐体色と完璧にマッチする、深みのあるグレーのアルミニウム仕上げ。 角のダイヤモンドカット加工も美しく、Appleロゴがないことを除けば、純正品と見分けがつかないレベルのビルドクオリティです。
充電ポートはもちろんUSB-C。 背面のスイッチで有線モード(Wired Mode)にも切り替えられるため、バッテリー切れの際や、Bluetooth干渉が激しい環境でも安心して使えます。
| まとめ:1万円で買える「Macの最適解」

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価格は約1万円前後。 バックライトなしの純正Magic Keyboard(テンキーなし)よりも安く、機能は倍以上。 ブランドへのこだわりがなければ、これを選ばない理由が見当たりません。
「コンパクトで、光って、Macに似合うキーボード」。 そんなワガママな条件をすべて満たす唯一の選択肢。 Satechi Slim EX1は、あなたのデスクに「機能美」という名の光をもたらします。 さあ、部屋の明かりを消して、タイピングを始めましょう。



