執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-02
ダイエット中に最も敵視されるもの。それは「糖質」、すなわちラーメンやパスタなどの「麺類」です。 「痩せたいなら麺を諦めろ」。これまではそれが常識でした。 こんにゃく麺や豆腐麺で代用してみるものの、やはり「コレジャナイ感」に心が折れる。
しかし、もし「麺そのものが野菜」だったら? 炭水化物を食べているようで、実はタンパク質と食物繊維を摂取しているとしたら?
今回ご紹介するのは、ミツカングループが開発した新しい主食、「ZENB NOODLE(ゼンブ ヌードル)」。 小麦粉を一切使わず、100%「豆」だけで作られたこの麺は、罪悪感という概念を食卓から消し去るフードテックの結晶です。
| 黄えんどう豆だけで作った「第3の麺」

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原材料は「黄えんどう豆」のみ。つなぎも、塩も、小麦粉も一切入っていません。 通常、グルテンのない豆だけで麺を作ると、ボソボソして切れやすくなってしまいます。
しかし、ミツカンは独自の加工技術を駆使し、豆の薄皮までまるごと使いながら、パスタのような「もちもちとした弾力」と「つるっとしたのど越し」を実現しました。
栄養価のスペックも優秀です。 ご飯やパスタに比べて、糖質は30%オフ。 タンパク質は1食あたり約13〜15g(ゆで卵2個分以上)、食物繊維は1日に必要な量の半分以上が含まれています。 これはもはや「麺の形をしたサプリメント」と言っても過言ではありません。
| 豆の香りがクセになる。アルデンテも楽しめる本格派

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実際に食べてみると、その完成度の高さに驚かされます。 茹で時間は約6分〜7分。
口に入れると、確かにフワッと豆の香りが鼻を抜けます。 しかし、嫌な青臭さではなく、ナッツのような香ばしい旨味です。 食感はしっかりとしたアルデンテ。 噛み応えがあり、パスタソースと絡めると、小麦のパスタと遜色ない満足感が得られます。
さらに面白いのが、和洋中なんでもイケる汎用性の高さ。 パスタはもちろん、焼きそばにしても良し、ラーメンの麺として使っても良し。 「卵かけご飯」ならぬ「卵かけヌードル」にしても絶品です。
| 茹で汁は捨てないで! それは「極上のスープ」です

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ZENB NOODLEの最大の特徴であり、エンジニアリング的な美しさを感じるのが「茹で汁」です。
豆100%であるため、茹で汁には豆の旨味と栄養がたっぷりと溶け出しています。 これは、ただの廃液ではなく「濃厚な豆出汁(スープストック)」なのです。
茹で汁に塩胡椒とオリーブオイルを垂らすだけで、美味しいスープになります。 あるいは、茹で汁をそのままスープベースにしてラーメンを作ることも可能。 調理工程で出る副産物さえも無駄にしない。このシステムの合理性は、効率化を愛するガジェット好きの心に響くはずです。
| 炭水化物中毒からの脱却を目指す人へ

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このヌードルは、以下のような人の食生活をハックします。
- リモートワークで運動不足だが、ランチにパスタを大盛りで食べたい人
- グルテンフリー生活をしたいが、麺類への未練が断ち切れない人
- プロテインを飲むのが面倒で、食事から自然にタンパク質を摂りたい人
- 「捨てるところがない」というエコで合理的な思想に共感する人
価格は1食あたり約200円前後(セット購入時)。 激安パスタよりは高いですが、健康への投資と考えれば十分にペイする金額です。
| まとめ:テクノロジーで「置き換える」時代だ
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ZENB NOODLEは、単なる代替食品ではありません。 「美味しい」と「健康的」を両立させるために、素材と技術を見直したアップデート版の主食です。
麺をすする快感はそのままに、体はみるみる健康的になっていく。 そんな都合の良い未来が、この黄色い麺の中に詰まっています。



