執筆: Jin Fujisaki / 公開: 2026-02-24
1996年に発売され、当時の女子中高生の間で社会現象となるほどの大ブームを巻き起こしたパステルカラーのボールペン「ハイブリッド ミルキー(通称:ミルキーペン)」。 黒い紙や写真の上にもくっきりと書けるその魔法のようなペンに、青春時代を捧げた方も多いのではないでしょうか。
その伝説のインクが、令和の時代に「筆ペン」という新しい姿になって帰ってきました。 それが、ぺんてるの「Milky Brush(ミルキーブラッシュ)」です。 当時のパステルカラーの可愛さはそのままに、ぺんてるが世界に誇る「ナイロン毛筆」の技術を掛け合わせたこのプロダクトは、単なる復刻版にとどまらない、大人のための本格的なアートツールとして完成されています。
| 濃い色の紙に負けない、驚異の「隠ぺい力」

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ミルキーブラッシュ最大の武器は、その圧倒的な「隠ぺい力(下地を隠す力)」です。 一般的な水性マーカーを黒や濃い色の紙に塗ると、インクの色が紙の暗さに吸い込まれて見えなくなってしまいます。 しかし、このミルキーブラッシュのインクは、真っ黒な画用紙やクラフト紙の上に書いても一切色が沈みません。
パステルミントグリーンやパステルピンクといった淡くスイートな色が、暗い背景の上でバキッと鮮やかに発色する様子は、何度見ても爽快です。 乾くとマットな質感になるため、まるでチョークアートやアクリル絵の具で描いたような、ぽってりとした温かみのある仕上がりになります。
| 「筆」だからできる、文字とイラストの無限の表現

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かつてのミルキーペン(ボールペン)と決定的に違うのは、ペン先が高品質な「毛筆」であることです。 力を抜けば髪の毛のように細い線が引け、筆圧をかければダイナミックな太い線を塗ることができる。 この「線幅の強弱」が自在にコントロールできるため、流行りのブラッシュレタリング(筆記体のアート文字)や、カリグラフィーが驚くほど美しく書けます。
さらに、インクが乾く前に色を重ねてグラデーションを作ったり、ハイライトとして白いインク(ホワイト)を乗せたりと、イラスト用の画材としてのポテンシャルも桁違いです。 手帳のデコレーションから、本格的な水彩画のアクセントまで、「筆」ならではの表現の自由度が、使う人のクリエイティビティを強烈に刺激してくれます。
| スマホの写真も、一瞬で「エモい」チェキ風に

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インクがしっかりと定着する特性を活かし、写真やマスキングテープの上に直接書き込めるのも大きな魅力です。 スマートフォンで撮影した何気ない風景や友達との写真をプリントアウトし、このミルキーブラッシュで余白に文字やイラストを描き込んでみてください。
パステルカラーの筆文字が乗るだけで、ただの写真が一気に90年代のプリクラ帳やチェキのような、ノスタルジックで「エモい」作品へと早変わりします。 「ただ書く」だけでなく、身の回りのものを「デコる」という楽しさを、当時の記憶と共に鮮やかに蘇らせてくれるのです。
| まとめ:550円で買える、あの頃のワクワク感

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価格は全8色展開で、各色550円(税込)。8色がすべて揃ったギフトにもぴったりのセット(4,400円)も販売されています。 「ホワイト」が1本あるだけでも手帳の表現の幅は劇的に広がりますが、やはり複数色を組み合わせて使いたくなる魔力を持っています。
「ぺんてる ミルキーブラッシュ」は、かつてミルキーペンを握りしめて友達と手紙を交換したあの頃の「ワクワク感」を、現代のハイスペックな筆ペン技術で呼び覚ましてくれる至高のタイムマシンです。 黒い紙を用意して、ぜひこのエモーショナルな書き心地に酔いしれてみてください。



